人とは違う生き方をするって中学生のときに決めて、いざ大学受験のときに自分と何ら変わらない受験生を見て、自分のくだらなさに愕然とした。
やる気にならず試験を白紙で提出した。
それでも高校３年間を棒に振る勇気はなく、第一志望だけ真面目に受験。
何とか補欠合格。
大学卒業のときは就職せず、東京で風呂無しアパートに住み、アルバイトしながら１年間ふらふらした。
今から思えば大事な１年間だったけど、当時はなにもない自分に苛立っていたように思う。
１からやろうと決め、就職して２０代は頑張った。挑戦もした。失敗も。
もがいて苦しんで絶望もしたけどそれは通るべき道だったように思う。
僕みたいに弱いのにくせの強い人間は絶望の回数が多い。
セントテはくせの強い人の集まりだ。
ぼくはそれがちょっとうれしい。
もうすぐ春。
新しい門出にぼくが言えることはそんなにないけど、一つだけ。
「自分のくせを大切に。」
君のくせはなんですか？
くせ：正常でなく曲がっていること。（ぼくは個性ととらえてます。）