先日、お引き渡しが無事に終了致しました。
冗談みたいな雨と、冗談みたいな暑さでボロボロでしたが、
お施主さんに喜んでいただいて少し救われました。
未曾有の天災に振り回され、色々と考えました。
建築は本来、自然から人を守るものですが、家が飲まれていく様は、何も守れないって言われているようでした。
自分が作っているものがあまりにも弱々しく思えました。
自然の豊かさを感じることができるのは、自然が穏やかであることが前提なんだと気付かされました。
時に牙をむく自然にどう付き合うか自分なりに考えねばと思います。
そんなこんなで思い出の引き渡しになりました。
竣工写真です。
是非ご覧下さい。(写真をクリック)